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ビッグサイズのiPhoneは正直ベターではないが、Appleにとって意味がある

IPhone 6 larger screen size1

Wiredに掲載されていた記事からです。

「iPhone 6が4.7インチと5.5インチの2種類発売されたら、どちらを買いますか」という質問、最近よく聞かれます。その時は次の様に答えることにしています。「僕はiPad Airを持っているので、大きな画面のiPhoneは必要ない。だから4.7インチの方を購入します」。でも実は現行iPhone 5sと同じ4インチでも十分だと思っているくらいです。大きなサイズのiPhoneは個人的には必要ありません。


ビッグサイズの弊害



iPhoneのサイズが大きくなるといくつか弊害が出てきます。iPhone 5が発売されたとき、それまでずっと保ってきた3.5インチから4インチにサイズアップしました。この時は横幅は変えず、縦長にすることで「片手操作」ができるとAppleはアピールしました。確かに片手操作はできますが、画面の端をタップするには、指をかなりストレッチする必要が出てきましたね。これは皆さんも経験済のはずです。



モバイルインタラクションデザイナーであり、リサーチャーでもあるSteven Hoober氏が2013年に発表した調査レポートによると、「59%のユーザーがスマートフォンを片手で操作している」ということです。日本の場合、通勤電車では片手はつり革につかまっているので、どうしても片手操作にならざるを得ないという事情もあります。片手操作できるということは、やはり意味があるということですね。



Northeastern大学の物理診療学教授であるJack Dennerlein氏は「大型の携帯電話であるほど、片手で操作するときに親指が無理な形にならざるを得ず、パフォーマンスが著しく悪くなる。そしてサイズが大きいほど、デバイスを片手で支えるのは難しい。グリップするのに最適なデバイスの幅は通常約2.5インチだ。」と述べています。



現在のiPhone 5sの幅は2.3インチですから、幅に関して一応片手操作に適したサイズだということが言えます。しかし、これ以上大きなデバイスを繰り返し片手操作していると、ストレスで手を痛めるリスクもあるといいます。そういう意味でiPhoneのサイズが今以上に大きくなった場合、無理な片手操作は避けた方が良いということになります。ちょっと困りますね。


ビッグサイズにせざるを得ないAppleの事情



Appleも今まで片手操作を強調してきたわけですから、iPhoneのサイズを大きくすることの弊害は十分理解しているはずです。しかし、それをも曲げてiPhoneのサイズを大きくせざるを得ない事情がやはりあるようです。



私は冒頭で「大きなiPhoneは必要ない」、その理由は「iPad Airを持っているから」だと述べました。iPhoneとiPadを使い分ければ、iPhoneをわざわざ大きくする必要などありません。iPad AirやiPad miniは以前のiPadと比べるとコンパクトで軽いです。従ってiPhoneをポケットに、iPadをカバンに入れて持ち歩くのはそれほど苦ではありません。であるならどうしてサイズの大きなiPhone、ファブレットなどが必要でしょうか。



日本や欧米のユーザーであれば、インターネットに接続可能な複数のデバイスを持っていることでしょう。私もiPhone、iPad Air、MacBook Pro(Retina)、MacBook Airなどを所有しています。利用する場所や用途によって使い分けることが可能です。



米国における調査では、58%の人がスマートフォンを所有しているそうです。また42%がタブレットを持っていて、75%の人々は家にコンピュータを所有しているそうです。そして3つとも持っている人は25%もいるといいます。日本でももしかしたら似たような状況ではないでしょうか。



しかし、アジアなどに目を向けると状況は違います。スマートホンはしばしば最初で、かつ唯一のインターネット接続デバイスであるという人が少なくないといいます。彼らにとってはリーズナブルで大きな画面のスマートフォンの必要性が高まります。これ一台でメールをしたり、動画を鑑賞し、電子書籍を読み、アプリを楽しみます。



だから大型画面はアジアのスマートフォンメーカーから登場したのだということです。確かに韓国、台湾、中国のメーカーから大画面のスマートフォンが登場し、世界中に広まっていきました。今や全世界の1/3のスマートフォンは5インチ以上の大きさのスマートフォンだそうです。そしてそうこうしている内にAndroidスマートフォンのシェアは最近の調査で85%にまでなってしまったというわけです。



Appleとしてもこのまま手をこまねいているわけにはいかなくなったというのが、iPhoneのサイズ大型化の背景だということです。サイズを大きくすることで、1台でスマートフォンとタブレット両方の役割を担うことができるというだけではありません。筐体が大きくなることでより大きなパワーのプロセッサやバッテリーを搭載することができるというメリットもあります。



AppleはiPhoneを大型化することで、今まで得ることのできなかったユーザーに対してアプローチが可能になり、確実にシェアを拡大することでしょう。



(本文おわり)

これiPhoneケースです。

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2014/08/09 | iPhone

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