ひと目でわかる「iPhoneの登場が世界を変えた!」
CNN Moneyに掲載されていた記事からです。
上のグラフ(拡大図はこちら)は米国のモバイルデータ通信の売上高推移をあらわしています。ブルーの部分はモバイルデータ通信の売上高で、グレーの線は加入者数です。またグラフの中に書き込まれているのは、いつ頃、どのような出来事、製品が登場したかを表しています。
モバイルアナリストのChetan Shama氏によると、今年2014年の米国モバイルデータ通信の総売上高は1,000億ドル(約10兆円)と予想されています。2002年は10億ドル(約1,000億円)だったと言いますから、わずか12年間で100倍になったというわけです。
米国のモバイルデータ通信ビジネスは今でこそ、世界で有数の規模になっていますが、最初からそうだったわけではないといいます。というのはiPhoneが登場する2007年までは、日本や欧州の方がイニシアティブを持っていたということです。当時日本のドコモがはじめたi-modeなどは、モバイル通信の最先端でしたからね。
冒頭のグラフを見ると、2007年iPhone登場の後に、米国のモバイルデータ通信の売上高が急激に立ち上がっていく様子を見ることができます。それは加入者の増加よりも、上昇度合いが急であることがわかります。つまりデータ通信による新しいビジネス、具体的にはコンテンツダウンロード販売やアプリの販売、モバイルサービスなどがスタートしたことを意味します。
Shama氏は「iPhoneの登場が世界を変えた」と言ってはばかりません。それはそうでしょう。もしiPhoneがなかったら、現在の様なモバイル時代は控えめに言っても、もう5年から10年は遅れていたかもしれないからです。
もしかしたら、Appleは自社の発展のためにiPhoneを開発したかもしれません。しかし、そのiPhoneがAppleだけでなく、世界を急速に発展させてしまったモンスター製品だったとは、Apple自身も予想していなかったかもしれません。
(本文おわり)
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2014/03/14 | iPhone
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