Apple Watchの価格は全然高くない！

BGRに掲載されていた記事からです。

Apple Watchの価格は高いと言われています。我々大衆はそのような声が広まるとそう思い込む性格があります。特に日本人はそうかもしれません。確かにApple Editionは高いですよね。それを否定するつもりはありません。しかし、「Apple Watchが高い」と評されているのはEditionだけでなく、他のモデルに対しても言われています。

もちろん高い、安いというのは人それぞれの価値観や、経済力による主観的な感情も入ります。なのでBGRは他の製品と比較して「本当のところどうなのよ」ということを論じているのでご紹介したいと思います。

製品モデルのなかで最も安いApple Watch Sportsの価格は$349(¥42,800)です。これも決して気軽に手が出る価格ではありません。ましてApple Watchの42mmステンレススティールリンクブレスレットは$999(¥119,800)と米国標準サラリーマンの1週間分の収入にあたるといいます。

個人的には「う〜ん高い！」と思わず唸ってしまう価格です。ただ、以前当ブログでも書きましたが、Apple製品はハイエンドでビジネスを展開しているので、そもそも廉価なモデルは用意されていません。だからこそ、ユーザーもその高級感やブランドに満足しているのだと思います。おそらく、5,900円のApple Watchプラスティックボディなんていうのが出ても買いたいと思わないでしょう。(買うかもしれませんが(^^;;)

過去のApple製品を振り返ると、2002年に発売された第2世代iPodはなんと$499(約5万9,000円)でした。現在の貨幣価値に換算すれば$648(約7万8,000円)位に相当するのではないかとしています(計算根拠不明)。いずれにしても、Apple製品の価格はやはりハイエンド価格なのだということです。

Apple Watchは他社のスマートウォッチと比べてどうなのかということも気になります。Pebble Steelの最初の価格は$199(約2万4,000円)です。Apple Watchとは機能差がかなりあるので、Apple Watchが高いとは断言できません。サムスンのGalaxy Gear SはBest Buyで$329(約3万9,500円)で販売されています。LG Watch Urbaneは$350(約4万2,000円)で販売されています。

不思議な事にアナリストらはサムスンやLGのスマートウォッチについて機能的な評価はしますが、価格については論評しないと言います。一方高いと評されてはいますがApple Watch Sportsはライバル製品とほぼ同じ価格なのです。

確かにスタンダードモデルであるApple Watchとライバル製品を比べるとApple Watchは高いですが、その分ボディやバンドの高級感が違います。単純に価格だけで高いという評価を下すのはやや短絡的すぎます。Appleがファッションの要素をApple Watchに取り入れたことを考えると、決して高い製品とは言えないと思いますね。

（本文おわり）

また新しいApple Watchスタンド発見！